高品質な文章のための依頼方法

高品質のいい文章を納品してもらうためには、依頼の仕方にもコツがあります。
まず、テープ起こしには種類があることを覚えておきます。主なものは「素起こし」、「ケバ取り」、「整文」です。「あー」「うん」などの意味のない発言や相槌を「ケバ」と言います。

「ケバ付き素起こし」は、ケバを含めた発言そのままを文章にしたものです。文章としてはかなり読みにくいですが、話し手の人柄などをそのまま感じ取ることができます。

「整文ですます調」は、ケバを取り、書き言葉のように整えて文章化したもの。読みやすく、言いたい内容が分かりやすいです。発言したそのままではなく、言い間違いは修正され、語順などが整理された文章になります。

実際にテープ起こしを利用している用途として、インタビューを記事にする、講演・講義の記録を取る、裁判などの資料用、会議の議事録作成のため、などが挙げられます。

インタビューには、素起こしか、雰囲気を残したケバ取りが適しています。逆に、会議では、整文で依頼すると、後で議事録が作りやすいです。裁判の資料では、一言一句を文章にする必要があるため、素起こしになります。

インタビュー用途の場合、どのような指示をすると、自分の欲しい的確なテープ起こしが手に入るのでしょうか。

まず、インタビュー後の記事はどんなものでしょうか。人柄や人物像がメインの記事なのか、内容が重要である学術的な記事でしょうか。それによって、素起こしにするか、少し整えたケバ取りにするか、起し方が変わってきます。

自分の欲しいテープ起こしをイメージして、依頼しましょう。例えば有名人のインタビューなどで人柄を伝えたい場合は、口癖や雰囲気が残るように依頼するといいです。

インタビューが秘守義務に関わる内容の場合、秘守義務契約をかわしてもらうよう、依頼しましょう。できればそのようなフォーマットがある業者を選ぶほうが、早く進みます。

記事作成スケジュールと、インタビューできる日に余裕がない場合、短納期で対応可能か、確認してから依頼しましょう。その場合、「この日にインタビュー音声を録音するので、この日までにテープ起こしを納品して欲しい」という予約の形で依頼します。

料金も確認しておきましょう。同じ業者でも、音声の長さと納期によって料金が変わります。多くの業者は依頼時に見積もりを出してくれます。短納期だと、特急料金が加算され見積もりが高くなります。スケジュールに余裕がある場合は、長く納期を取って依頼するとコストダウンになります。

依頼時に音声に関する情報を伝えておくと、品質のよいテープ起こしを納品してもらうことができます。

録音の目的、インタビュー記事のテーマなどを伝えると、業者がどのような種類の起し方にするかの目安になります。もちろん、伝えてはまずい情報は伏せて依頼しましょう。専門的なインタビューならば、専門分野、用語集や参考になるURLなどを伝えると、間違いを防ぐことができます。

文章の表記について、自分の業界でよく使う表記があれば、あらかじめ伝えておきましょう。例えば福祉分野では「子供」は「子ども」と表記することが多いです。

納品後に、音声を聞き返しながら文章を確認する場合や、必要な部分だけピックアップする場合は、文章にタイムカウンタをつけるよう依頼するといいです。音声データのどの時点がどの文章なのか、探しやすくなります。例えば「ページの冒頭に、タイムカウンタをつけてください」、または「10行程度を目安位に段落替えをし、段落ごとにタイムカウンタをつけてください」などと依頼しましょう。

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